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『而今』衝撃的な味わい [日本酒]

5月4日

今日は念願だった!『而今』を飲んだ。
そうです。都内の酒屋23件歩きまわって探した銘柄です。
圧倒的に好評価だったが、一部結構きつい評価もある。
評価が分かれていたので、是非飲んで見たかった。

料理は、ジンギスカンであったが日本酒の酒質をつかむ為、
食べ物なしで、まずは二合頂いた。

晩酌酒のご紹介
木屋正酒造(三重県)
特別純米 而今 九号酵母無濾過生

杜氏:大西 唯克
原料米:五百万石(100%)
精米歩合:60%
ALC:17~18度未満
酵母:9号
日本酒度:+2
酸度:1.7
アミノ酸度:1.5
醸造年月:20.02
『10℃以下で保存してください。』と記されている。
IMG_0095.JPG
正直驚いた!
見事な酒質だ!
メロンの様な瓜系立香が、お酒を注ぐ際に部屋に広がってゆく。
驚く事に精米歩合60%で、無濾過の酒にも関わらず、ほとんど透明で綺麗な酒である。
口に含むと洋ナシの味わい、舌触りは今まで感じた事がない感触。
言葉にすると、まろやかではなく。つるつる又は、つるりと言う表現が適切。
最後に、酸味を少々感じながら余韻がサーと消え去る。

また、じっくり味わうと少々木樽のようなナッツのような感じ、
本当にかすか若干であるが、最後の酸味と訪れるのが感じられる。

香り・味・色・舌触り・余韻この価格で、味わえるのは信じがたい。
特に舌の上での、つるり感・つるつる感は、いくらお金を払って高い
酒を買っても味わえない特徴だ。

正直、舌触り以外は無濾過でなく、山田錦の特A地区特上米で
精米歩合を極端に低くし、モロミ日数を長く醸せば、マネは出来
るかもしない。

同じ米、同じ無濾過でこの酒に近い酒を醸すのは、大西杜氏
だけだろう。私ごときが言うのも失礼ですが、本当にスゴイ酒だ。
丁寧な仕事をされているのが、一口で伝わってきた。

『過去に囚われず未来に囚われず今をただ精一杯に生きる』
と裏ラベルに記されている。『而今』の語源なのか?
まさにそんな思いで丁寧に最善を尽くし続ける中で、生まれた
酒だとはっきり解る。

非常に飲みやすい酒だけに、万人が欲しがるのも良く解る。
杜氏さんが、どう思うか?私には解らないが、せめて色々な
酒質を味わえる日本酒好きに優先的に飲んでもらいたい。

飲みやすい・美味しいのレベルでこのお酒を飲むのは、贅沢
だと個人的に感じた。もっと色々な酒を飲んで、はっきり違い
が解る人に飲んでもらいたいと思う。

このお酒にドップリ漬かったら、他のお酒が飲めなくなる様な
気がする人は、個人的に飲んで欲しくない。
みっともないが・・・。家内は、飲みやすい酒質故、珍しく酔い
つぶれてしまった。

どんどん特徴的な酒は出てきて欲しいし、私自身も発掘しな
ければならないと思った。

而今との素敵な出会いに乾杯[exclamation]

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